総代会と責任役員会
昨日、関与させていただいている神社の新年会に行きました。
節分までは色々な行事があるのでこの時期に新年会をするんです。
ところで、神社だと氏子、寺だと檀家・信徒といった人の中から総代が選ばれ祭祀のお手伝いをします。一方、責任役員ということばもあります。
最近は「総代=責任役員」となる場合が多いですが、細かくは役割が異なります。
- 総代:「聖」に関する部分にかかわる役職
- 責任役員:「俗」に関する部分にかかわる役職
宗教法人法に責任役員についての規定があり、政教分離の観点から総代についての規定はありません。宗教の「聖」に関する部分を法律で決めることはできないということだと思います。ですので、税理士が呼ばれるとしたら本来は責任役員会になります。
住職や宮司が「徳望が篤い人」を選んで総代に指名→総代が責任役員を指名
という流れが本来の姿ですが、たいていの宗教法人では総代が責任役員を兼務しています。
5名の芸妓さんも来てワイワイ。総代の方々は私より20歳は年上の人です。44歳にして最年少の新年会。実家とは違い、雇われの身。勧められたお酒を無下に断ることもできません。あまり飲めない私はベロベロになってしまいました。
自宅まで1時間くらいのはずが、乗り過ごすこと3度、トイレに駆け込むこと2度、3時間かけフラフラの状態で玄関にたどり着きました・・・