贈与の時期
公式ホームページに『贈与の時期(効力発生日)』をアップしました。
相続対策と称して、生前贈与を活用する方々がいらっしゃいます。
資産家の方々であれば、有効な手段かと思います。
過去に110万円を渡したことにしておく!
なんてことは、やめましょうね。
贈与契約書を作れば大丈夫!なんて軽く考えないでください。
税理士をしているとたまにそういう場面に出くわしますが、
私でも気づく内容なら、税務署も気づきます。
特に不動産はダメです!
上記『贈与の時期(効力発生日)』を読めばわかりますが、登記がありますからね!
過去に遡って贈与契約書を作るのは相続対策ではありません。
よく相続対策で「連年贈与」を心配する人がいますが、そんな問題でもありません。
痴呆になってしまったご両親から毎年贈与されていた!なんてのも論外です。
かといって、生前贈与が全く無意味なものでもありません。
ただ、法律に従って、しっかり贈与すればいいだけだと思いますよ。
税理士も、変な贈与でないかどうかくらいはチェックします。
税理士のチェックをクリアーしても、税務調査が残っていますよ~
極端に言えば、無駄な努力はせず、正面から堂々と贈与すればいいだけです!
調査時に「タックスヘイブンで多額の税金を免れている人を先に調べろ!」なんて言っても無駄ですからね。
そうそう、「じゃあ、どうすれば税務署にバレない?」なんて質問はご法度です。
そんな質問には答えません。それはね脱税幇助というんです。
私の税理士資格が吹っ飛びます(笑)。