税理士生活@町田市

町田市の税理士が税理士の日常生活を赤裸々に!

贈与の時期

公式ホームページ『贈与の時期(効力発生日)』をアップしました。

相続対策と称して、生前贈与を活用する方々がいらっしゃいます。

資産家の方々であれば、有効な手段かと思います。

過去に110万円を渡したことにしておく!

なんてことは、やめましょうね。

贈与契約書を作れば大丈夫!なんて軽く考えないでください。

税理士をしているとたまにそういう場面に出くわしますが、

私でも気づく内容なら、税務署も気づきます。

特に不動産はダメです!

上記『贈与の時期(効力発生日)』を読めばわかりますが、登記がありますからね!

f:id:facc:20160418011731j:plain

過去に遡って贈与契約書を作るのは相続対策ではありません。

よく相続対策で「連年贈与」を心配する人がいますが、そんな問題でもありません。

痴呆になってしまったご両親から毎年贈与されていた!なんてのも論外です。

かといって、生前贈与が全く無意味なものでもありません。

ただ、法律に従って、しっかり贈与すればいいだけだと思いますよ。

税理士も、変な贈与でないかどうかくらいはチェックします。

税理士のチェックをクリアーしても、税務調査が残っていますよ~

極端に言えば、無駄な努力はせず、正面から堂々と贈与すればいいだけです!

調査時に「タックスヘイブンで多額の税金を免れている人を先に調べろ!」なんて言っても無駄ですからね。

そうそう、「じゃあ、どうすれば税務署にバレない?」なんて質問はご法度です。

そんな質問には答えません。それはね脱税幇助というんです。

私の税理士資格が吹っ飛びます(笑)。