登録政治資金監査人
都知事の政治資金について色々騒がれています。
そういった政治資金のチェックをする役割の一端として、
登録政治資金監査人というものがあります。
平成19年12月に「政治資金規正法」が改正され、国会議員関係政治団体については、収支報告書、会計帳簿、領収書等について、政治資金適正化委員会が行う研修を修了した登録政治資金監査人(政治資金適正化委員会の登録を受けた税理士、弁護士、公認会計士)による政治資金監査を受けることが義務付けられています。
私も、ある議員の政治団体の監査人となっています。
以前、政治資金がらみの不正があった際、「政治資金監査人は何をしていたんだ?」ということを仰っていたコメンテーターがいました。ゾッとしました。詳しいことは省略しますが、政治資金監査人のなすべきことは、簡単に言うと、領収書等と収支報告・帳簿が一致しているかをチェックするだけです。
しかも、政治団体の監査内容は公表されています。ということは、万が一、私が監査している議員が何かやると、私も・・・
なので、ゾッとしました。何事もやってみる性格の私ですが、安易に引き受けてしまったかな?と思いました。引き受けたからにはしっかり監査するしかありません。
薄っぺらい「登録政治資金監査人証票」ですが、重い責任ある証票です・・・